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たしかに、よしたに。

あんな人やこんな人について、考えたことを書きます。すこしでも「たしかに」となりますように。(よしたにごろう)

「かゆいところないですか?」と言う人について。

美容室のシャンプーが苦手だ。
 
高校生のときから、
いろいろな人に話している。
 
「あれってコントだよね」と。
 
まず、もうしわけ程度のハンカチ。
どうして、もっと、顔全体を
覆ってくれないのだろうか。
(顔にハンケチーフを乗せられるのは、
 葬式のときだけでじゅうぶんだ)
 
いざ、シャンプーがスタートする。
 
「お湯加減はいかがですかー」
 
「大丈夫です」(実際の声)
「いや、ちょっと熱いけど‥‥」(心の声)
 
「ちから加減はいかがですかー」
 
「大丈夫です」(実際の声)
「痛かったらすぐ言ってます」(心の声)
 
「かゆいところないですかー」
 
「大丈夫ですー」(実際の声)
「この状況でかゆいってどんなよ」(心の声)
 
こんな会話をしている頃には、
もうしわけ程度のハンケチーフが、
しゃべりすぎたせいでズレている。
シャンパー(シャンプーをする人)と
目が合ってしまわないか、
シャイなぼくとしては不安でしかたない。
 
いっそ、聴力検査のときのように、
「大丈夫です」のときは手元のボタンで
「ピー」と押す仕組みはどうだろう。
 
そして、極めつけはコレだ。
 
「洗い流し足りないところないですか?」
 
それは洗っているあなたが
いちばんよく見えているはずだ。
こっちは目をふさがれているのだ。
 
いろいろツっこみたくなる、
美容室での不思議なシャンプータイム。
みなさんは、どんな風にあの時間を
過ごしているのでしょうか。
 
これは余談になってしまうけれど、
(そして、きわめて個人の考えだけれど)
シャンプーって、ほんとうに必要だろうか。
いや、髪を洗うことは必要なのだ。
あの「シャンプー液」の話である。
 
ベトベトの整髪料をつけていなければ、
まいにち、お湯で、時間をかけて
洗っていれば、99%の汚れは落ちる。
嫌なニオイだって、ほとんどしない。
 
ほとんどの人にとって、シャンプーは、
髪を洗っているんじゃない。
「匂いをつけている」のだと思う。
 
あと、シャンプーとリンスは
裏側の表示をみればわかるように、
ほとんど同じ成分でできている。
ただ、リンスには油分が入っている。
シャンプーで落とした頭皮の脂を
また、つけているのだ。
 
売り手にとっては、
シャンプーだけを売るより、2倍売れる。
でも、2倍のシャンプーとリンス液が
排水として海に流れていく。
 
だまされたと思って、
3日くらい、お湯だけで
丁寧に頭皮を洗ってみてください。
もしだれかに「臭いんだけど」と言われても、
一切責任は負いませんのであしからず。
 
(たしかに、よしたに。)