たしかに、よしたに。

あんな人やこんな人について、考えたことを書きます。すこしでも「たしかに」となりますように。

自分の名前を連呼する人について。

さぁ、やってきた。

休日の朝から拡声器を使って

大声で自分の名前を連呼する人々が

あちこちで現れる季節。

そう、「選挙」である。

 

都内では選挙カーがワーワー騒ぎ立てていて、

たしかにすこしイラっとするときもあります。

しかし、彼ら(彼女ら)も、ある意味では、

「就活生」なんですよね。

リクルートスーツを着て、

スタバでヨーグルトフラペチーノを

飲みながら業界研究している

けなげな女子大生だとおもえば、

「ファイト!」と言いたくなります。

 

けれど、あまりにも、

自分の名前を連呼する立候補者の多いこと。

 

「どうせ立ち止まって

 じっくり聞いてもらえない」

と、タカをくくっているのかな。

 

「名前だけ覚えてもらおう」

と、一点突破の発想なのかな。

 

「私はきょうもココで活動しています」

と、それだけ伝わればいいのかな。

 

なんであれ、

企業への就職活動だとしたら、

そうはいかないだろう。

 

面接官「では、自己PRをお願いします」

志願者「よしたによしたに

よ・し・た・に・です!」

 

5秒で面接終了だろう。

 

選挙と就職活動はちがうものだけれど、

もっと「自分の考え」を話すことを

大切にすべきじゃないだろうか。

 

あと、選挙の時期にいつも思うのは、

あれだけ「お願いします!」と言っていた

候補者たちが、選挙がおわると

ピタっと姿を見せなくなるのは、

おこづかいがほしいときだけ、

お母さんの言うことを素直に聞いて、

お金をもらえたら遊びに行ってしまう

小学生のようだなぁ、ということ。

 

たとえ落選しても、当選しても、

「御礼」の街頭演説ができるような

仕組みにしたらどうでしょうか。

 

すくなくとも、ぼくは、

そういう候補者に投票したい。

 

(たしかに、よしたに。)