たしかに、よしたに。

あんな人やこんな人について、考えたことを書きます。すこしでも「たしかに」となりますように。

署名がやたら長い人について。

あたりまえだとおもっていたけど、
よくよくじぶんの頭で考えると、
「ほんとうにあたりまえか?」
と思うことが、けっこうある。
とくに、社会人になってから、
「なんですかそれは」というものが多い。
 
その1つが「メール」である。
まず、「署名」という制度。
 
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こんなのとか、
 
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こんなふうに照れているものや、
 
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こんな錯視テストのようなものまで。
思い思いの「ボーダー」で仕切られている。
これって、果たして必要だろうか。
 
 
それではよろしくお願いいたします。
 
株式会社◯◯◯◯
田中太郎(仮)
 
 
これでいいんじゃないか。
手紙を書いて、最後に名前を書くとき、
そこだけビーーって線を引かないもの。
 
たまに発生する事案が、
 
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このように、とにかく長すぎて、
iPhoneなどの画面でみると
ワケがわからなくなってしまっている状態。
 
あと、不思議に思うのは、
 
E-mail:*******@****.co.jp
 
こんなふうに、
メールアドレスが書かれていること。
 
いまぼくが読んでいるこのメールは、
だれから送られているのでしょうか。
差出人に書いてあるのに、
わざわざ念押しするのはどうしてだろう。
 
ほかにも、この「署名絶対領域」に、
 
「弊社サービスセミナー開催中!」
「挨拶強化月間中!」
「〜お客様とともに、明るい、未来へ〜」
 
こんな、広告的な「お知らせ」や、
「それは御社内でやっていただけますか‥‥?」
といったインナー向けメッセージまで。
 
なんでもアリな、この「署名」。
どこまでがルールで、どこまでが自由なのか。
 
手紙やFAXでやりとりをしていたのが、
E-mailになってまだ20年も経っていない。
 
「お世話になります。」でも、
「いつも大変お世話になっております」でも、
どっちでもいいじゃないか。
いつも「◯◯さん」と言っている人を、
わざわざ「◯◯さま」と書かなくても
そんなに怒られないんじゃないか。
 
そんなカタチだけの体裁よりも、
伝えたいことをわかりやすく、
一方的にならないように書くとか、
目上の人に対しては
「了解です」と書かずに
「かしこまりました」と書くとか。
 
署名ボーダーラインを
★にするか◯にするか悩むより、
そういうところを気にすることのほうが
よっぽど大切なんじゃないか。
 
 
(たしかに、よしたに。)