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たしかに、よしたに。

あんな人やこんな人について、考えたことを書きます。すこしでも「たしかに」となりますように。(よしたにごろう)

好きなものを書く人について。

「ほぼ日」に登場させていただきました。 

わたしの好きなもの。 - ほぼ日刊イトイ新聞

 

よろしければご覧くださいませ。

 

「好きなものを自由に書いてください」

という課題(テーマ)だったので、

パッと思い浮かんだものは、

「ゴローズ」「ラグビー

そして、「とんかつ いもや」。

 

1つめのゴローズは、

昔からの熱狂的なファンたちから、

「おまえが語るな」と言われそうな、

そんな気がしてしまって、断念。

ジャニーズファンでも、ラグビーでも、

「昔からいるファン」というのは、

どうしてこうもsnobなんでしょうかね。

 

あと、語りだしたら原稿用紙400枚は

(いま、この言い方ってするのかな)

いってしまうので、やめました。

 

ラグビー」を題材に書くのも

いいとおもったのですが、

ほかのここに書く人たちのなかに、

サッカーや野球をテーマにする人が

もしかしたらいるんじゃないか、

そうすると、「そのカテゴリー」になって

「どっちのスポーツテーマのほうが面白いか」

ということを無意識に比べてしまう人が

現れるじゃないかと思って消去。

あと、このブログで、

よくラグビーのことは書いているので、

あえてもっと広いテーマにしよう、と。

 

で、さいごの「いもや」

これは、神保町にあるとんかつ屋。

とにかく、ここのお店が好きで、

神保町のあたりに用のあるときは、

からなずと言っていいほど、

このお店に足を運ぶ。

 

なにがいいって、

「うまい!」とか「サービスいい!」とか、

「夏は冷房が効いてて助かる!」とか、

そんなものじゃなくって、

「あそこで過ごす時間」がいいのだ。

 

私語厳禁。

お店はとんかつを揚げている音と、

揚げあがるまえに「揚げ職人」が出す、

「はい」というサインのみ。

(その合図でもう1人がご飯をよそう)

カップルなどいるわけがない。

そこを訪れた者たちは

カウンターでひたすら、

とんかつと向き合うのだ。

 

カウンターは木製で、

古いけれど綺麗で味がある。

ソース入れだって、

いつもピカピカに拭かれている。

おなじものを、ずっと大事にしている、

そんな、店内にある個性的なモノたち。

 

カウンターの向こうには、

千切りされたキャベツ、

業務用のパン粉の大きな袋、

ボールに詰められた卵が

ものすごく丁寧に整然と置かれている。

あと置かれているのは、

積まれた赤いお肉、卵、パン粉、揚げ器、

白米の入った木製の釜のみだけだ。

 

店員のみなさんには、

一切の動きのムダはない。

とんかつという食べ物が

「ロース肉に卵をかけて

 パン粉をまぶして揚げる」

というシンプルなプロセスで

できあがっていく時間を

目のまえで味わうことができる。

 

メニューはたった2つ。

「ヒレかつ定食」「ロース定食」。

それぞれ千円と八百円。

 

肉は大きく、ボリュームがある。

そして、もちろん美味い。

それでいて、この価格。

 

ぼくは、まったくグルメじゃないし、

美味しいものを語る人間でもない。

むしろ、おんなじお店で、

いつもラーメンか、ハンバーグか

回鍋肉定食か、とんかつしか食べない。

食においては、保守的な人間である。

 

でも、このお店だけは、

ぜひ語りたかった。

 

神保町にいくときは、

ぜひ、「いもや」へ。

 

お店にはいった瞬間に、

「ヒレ?かつ?」と

割烹着を着た人に言われるので、

迷わず「かつで」と言いましょう。

 

 

‥‥と書いていながら、ふと。

そうだ、「年末年始」も好きだなぁ、

ということに気がついた。

 

(たしかに、よしたに。)