たしかに、よしたに。

あんな人やこんな人について、考えたことを書きます。すこしでも「たしかに」となりますように。

変わらないために変わりつづける人について。

ルイ・ヴィトン
フラグメントデザインとコラボする。
さらに、いよいよ、ほんとうに、
シュプリームともコラボする。

ここまで聞いて「?」と
読むのをやめてしまった人は、
もうこの文章を読んでいないので、
話をつづけさせていただきたい。

シュプリームは、
1994年にニューヨークで生まれた、
生粋のスケーターブランドである。
放送禁止用語がTシャツに
「どーーーんっ」とプリントされている
「不良たち」に愛されるブランドだった。

それが、あの、
歴史と実績あるラグジュアリーブランド、
ルイ・ヴィトンさまとコラボレーション。

いわば、窪塚洋介秋篠宮佳子さまが
結婚したようなものである。

いまの時代、
「それまでのイメージ」に固執するような
「伝統を守るんだ!」でなく、
「市場はなにをよろこぶのか?」を考えて
伝統を守るのが大事なんじゃないか。

変わらないために、
変わりつづけるんです。

とは、創業111年の
株式会社竹村コーポレーション、
今福社長(38歳)のことばでありますが、
「社内事情」や「業界」を見ずに、
あくまで「顧客」と「市場」を見て、
それを生み出し、広げていく。

「クリエイティブ」っていうのは、
そういうことのような気がしている。


(たしかに、よしたに。)