「あら、アナタも朝型なんですね」と言う人について。
とある出版社の社長の本を読んだ。
なんでも、彼は毎晩の会食があっても、
かならず2次会までは行かずに早く寝て、
早朝5時に起床しているのだという。
(「カラオケに行く奴は愚の骨頂」だそうです)
メールもこないし、電話も鳴らない。
タクシーへの不満が尽きない人について。
「実食!」「‥‥参りました」と言う人について。
2週間まえくらいだったでしょうか。
「食わず嫌い王決定戦」を
たまたまテレビで観ました。
(ずいぶんと「水」っぽいですね)
コーナーのあたまから観ていて、
1品ずつ「大好物」を食べていくわけですが、
‥‥わかるんです。
つまり、その、
「あ、この人、これ嫌いだな」
というのを食べた瞬間に感じました。
そして、やはり結果は、ぼくの予想どおり、
水谷豊さんは「ケジャン」が苦手で、
水原希子さんは「羊のチーズ」が苦手だった。
(水原さんの勝利でした)
たまたま今回だけかもしれません。
台本どおりかもしれません。
でも、ボーっと観ていましたが、
たしかな根拠のようなものがありました。
それは、
「美味しそうに食べていた」
ということ。
(俳優・女優さんだから? )
嫌いなものを食べるから、
それを隠すためにすこしだけ「嘘」をつく。
マイナスだったものを0にすればいいのに、
それ(苦手であること)を意識しすぎて、
0ではなくプラスになってしまう。
こういうこと、普段の生活でもある。
話はすこしだけ変わりますが、
昔、どこかで聞いたこんな話。
「あなたの強みはなんですか?」と
ある人に尋ねたとき、
みずから答えたその「強み」は、
実はその人にとっての「弱み」である、と。
逆説的で「ホンマかいな」なのですが、
ぼくは、わりとその通りだと思っています。
たとえば、かのイチロー選手に
「野球におけるあなたの強みは?」と訊くと、
ぼくたちは「足が速い」とか
「肩が強い」とか「打撃がうまい」
という答えを期待するかもしれない。
でも、本人にとっては
そんなの「あたりまえ」すぎて、
もっと意識的に克服しようとしている、
「日々のコンディショニング能力」と
答えるかもしれないということ。
‥‥あれ。わかりづらいですか。笑
もっとストレートに表現すると、
あんまりお金を持っていない人ほど、
「お金があるように見せる」し、
あんまり若くて綺麗じゃない人ほど、
「ワタシって若くて綺麗でしょ」と
アピールする傾向がある、ということ。
今のじぶんに100%満足している人なんて、
そうそういないと思います。
だからこそ、実際のじぶんとはちがうけど、
「こう見られたい」という欲がわいてくる。
「食わず嫌い王決定戦」を観ながら、
そんなことを考えていました。
それはさておき、このコーナー、
「王決定戦」というわりには、
いつ「王者」が決まるのでしょう?
『笑点』の「座布団」とおんなじで、
とくに枚数(1位決定)には興味がない、
ということなのかなー。
(たしかに、よしたに。)
メッセージ系アプリが多すぎる人について。
iPhoneのアプリをながめてみる。
「LINE」
「メール」
「Gmail」
「メッセージ」
「メッセンジャー」
どんだけ「メッセージ系」あるのよ。
ほかにも、Twitterのメッセージや
会社のチャットメッセージなども、
ある人にはあるのだと思います。
ちょっと多すぎやしませんかね。
いろんな人と、いろんなところで
やりとりをしすぎじゃないですかね。
しかも、あるところでは
必ず一行目に名前を書いて、
さらに「様」までつけたり。
(「お世話になっております」も)
あるところでは、
スタンプが怒濤のように押されたり。
あるところでは、
ほとんど意味を成さない
「★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆」
こんな「署名」があったり。
どこかの経路を断ってしまうか、
もしくは、もうそろそろ、
一元化することはできませんかねぇ‥‥?
LINEやキャリアメールもすべて1つのアプリで。
これらのアプリをそこでログインして、
そこから閲覧、返信できるプラットフォーム。
システム的にはむずかしくないように
思えるのですが、どうなんでしょう。
「もうすでにあるんじゃない?」
という声が聞こえてくるのですが、
iOSにも対応していて、
SNSだけじゃなくて‥‥とかで調べると、
あんがい、ないんですよねぇ。
(存在していたらぜひ教えてください!)
キーボードのスタンプや絵文字は
どうやって統一するんだ、とか、
オトナの権利の問題とかあるのかもしれません。
でも、ニーズはあると思うんですよね。
どなたか、天才的なプログラマーや
エンジニアの方がたまたまこれを見ていて、
「つくったよ〜」と連絡がくれば本望です。
(たしかに、よしたに。)
『セッション』する人について。
『セッション』という映画を観た。
ところで(いきなりですが)、
ぼくには、映画を観ているときならではの
「クセ」みたいなものがある。
「どうしてこの映画をつくったんだろう?」
この問いの答えを、常に考えてしまう。
本を読んだり、音楽を聴いたりするときは、
ほとんどそんなこと考えていない(と思う)。
なのに、映画を観ているときだけ、
「これをつくろうと思った動機はなんだろう」
「伝えたかったことはなんだろう」
と考えながらストーリーを追ってしまうのだ。
雑誌などの監督のインタビューで
「正解」を知ることができるかもしれない。
でも、あまりそれを知ろうと思わない。
ただ「自分の考え」を知りたいのだろう。
もうひとつ、クセがある。
映画を観ていると「ことば」が浮かんでくる。
その「ことば」は、
その映画を象徴するひとことだったり、
自分が受け取ったメッセージだったり。
これは、「考えている」というより、
自然と頭に「浮かんでくる」ことが多い。
たとえば、
『ショーシャンクの空に』なら、
<ナレッジ・イズ・パワー>だった。
『ベイマックス』なら、
<学校に行くということ>だった。
さぁ、やっとこさ話をもどして、
『セッション』という映画について。
この作品を観ながら考えていた、
「どうしてこの映画をつくったんだろう」
という自問への答えは、
<どうしてもつくりたかったんだろうな>
という、みもふたもないものになった。
そして、作品からのメッセージ
(頭に浮かんできたキーワード)は、
<たのしめてるか?>だった。
ほかにも、
「才能を引き出すのは本人か?他人か?」とか、
「主体性を生むのは強制からなのか?」とか、
「成長を阻むものはいつもプライドだな」とか、
いろいろなことを考えていたけれど、
「ヘイ、みんな!寝食を忘れるくらい
なにかに夢中になってるか?
俺は映画づくりさ!」
そんなふうに、つくり手(監督)と
セッションしてる気分だった。
(たしかに、よしたに。)
自分の名前を連呼する人について。
さぁ、やってきた。
休日の朝から拡声器を使って
大声で自分の名前を連呼する人々が
あちこちで現れる季節。
そう、「選挙」である。
都内では選挙カーがワーワー騒ぎ立てていて、
たしかにすこしイラっとするときもあります。
しかし、彼ら(彼女ら)も、ある意味では、
「就活生」なんですよね。
リクルートスーツを着て、
スタバでヨーグルトフラペチーノを
飲みながら業界研究している
けなげな女子大生だとおもえば、
「ファイト!」と言いたくなります。
けれど、あまりにも、
自分の名前を連呼する立候補者の多いこと。
「どうせ立ち止まって
じっくり聞いてもらえない」
と、タカをくくっているのかな。
「名前だけ覚えてもらおう」
と、一点突破の発想なのかな。
「私はきょうもココで活動しています」
と、それだけ伝わればいいのかな。
なんであれ、
企業への就職活動だとしたら、
そうはいかないだろう。
面接官「では、自己PRをお願いします」
よ・し・た・に・です!」
5秒で面接終了だろう。
選挙と就職活動はちがうものだけれど、
もっと「自分の考え」を話すことを
大切にすべきじゃないだろうか。
あと、選挙の時期にいつも思うのは、
あれだけ「お願いします!」と言っていた
候補者たちが、選挙がおわると
ピタっと姿を見せなくなるのは、
おこづかいがほしいときだけ、
お母さんの言うことを素直に聞いて、
お金をもらえたら遊びに行ってしまう
小学生のようだなぁ、ということ。
たとえ落選しても、当選しても、
「御礼」の街頭演説ができるような
仕組みにしたらどうでしょうか。
すくなくとも、ぼくは、
そういう候補者に投票したい。
(たしかに、よしたに。)
「なかなかボタンを押せなくて」と言う人について。
ぼくのことである。
このブログに投稿した文章は、
26日まえのものが最後となっている。
途中まで書けている記事、
ほぼ完成している記事のドラフトは
evernoteに6つほどある。
では、どうして「投稿ボタン」を
押すまでに至らないのか。
それは、「ビビっている」から。
「ライター」とつく仕事をしているとか、
(誤字脱字はないか‥‥?ヘタじゃないか‥‥?)
もしもこれをクライアントが読んだらとか
(だれも傷つけていないだろうか‥‥?)。
書いているときはアクセルを踏むけれど、
いざ「投稿」というところまでくると、
いろいろ考えてブレーキをかけてしまう。
なかでも、4/1に書いていた
「新社会人のみなさんへ」
という記事は来年までお蔵入りだろう。
‥‥と、テキトーに書いているうちに、
これで1記事できて、安心しています。
なにごとも、「さぁやるぞ」と
机に向かって気合いを入れようとするより、
「いつのまにか、はじまっていた」くらいが
ちょうどいいものですね。
こんな感じで、内容はともかく、
じぶんの頭の整理のためにも、
なるべくマメに書いていこうと思います。
実は、なにも書いていなくても、
1日に60人くらい誰かがここを
訪れてくださっていますので‥‥。
(誰なのかわかりませんが感謝です)
さいごに、自分の備忘録のために、
ここ1ヶ月ほどで読んだ本を記しておきます。
*読んだ時系列順にしました。
こうして見ると、自分がそのとき、
何に興味を持っていたのかわかりますね。
『How Google Works』エリック・シュミット
『GO WILD』ジョン・J・レイティ
『街場の戦争論』内田樹
『作家の愛したホテル』伊集院静
『インターネット的』糸井重里
『知ろうとすること。』糸井重里・早野龍五
『思考のレッスン』丸谷才一
『投資家がお金よりも大切にしていること』藤野英人
『低予算でもなぜ強い?湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地』戸塚啓
『コンサル100年史』並木裕太
『新しいお金術』松浦弥太郎
『近くて遠いこの身体』平尾剛
ほかにも、手元になくて忘れたもの、
本屋でさらっと読んだものがありますが、
よく覚えているのはこのあたりです。
雑誌は、『BLUTUS』などのカルチャー誌から、
『暮らしの手帖』まで、幅広く読んでいます。
とくに人にオススメしたいのは、
・『思考のレッスン』
・『投資家がお金よりも大切にしていること』
でしょうか。
・『低予算でもなぜ強い?湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地』
・『コンサル100年史』
この2冊については、
冒頭の「投稿していない記事」の1つに
読んだあとの感想のようなものを書いています。
いつか投稿ボタンを押したいと思います。
おわかりのように、今回は、
とくに「たしかに!」ポイントが
ありませんでした。
(たしかに、よしたに。)